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ひろさちや「人生哲学 阪神タイガース的」

ひろさちや「人生哲学 阪神タイガース的」(ソニー・マガジンズ新書)

「負けたかて かめへんやんか 虎が好き」

この心境こそが、勝ち負けを気にせず人生を楽しむ秘訣なのです。

今年の阪神タイガースV逸のショックに立ち直れない方にはこの本の一読をおすすめします(爆)

なかなかここまでの境地には達することは出来ませんが。。。

ノムさんクソミソに言われてますね。。。⇒この本の件で

ポイントは、 この2つだと思いますが、以下【目次】に沿って内容や所感のピックアップを

1.阪神ファンは阿呆やねん

~あほでないと阪神ファンやってられません。あほやから逆境に耐えていける。しかりですね。。。

2.阪神タイガースは悪妻なんや

~筆者は1973年のV逸がいまだにトラウマになっているとのこと。35年後も同じことを繰り返すなんてね。。。「歴史は繰り返す」ってある意味真実。。。

 ただ、阪神ファンであれば立派な哲学者になれるともw

3.勝ち負けにこだわらない

~勝ち負けにこだわるのが巨人ファン、こだわらないのが阪神ファンの本来の姿だと。。。

4.新人類と旧人類と化石人類

~自分は筆者と同様「阪神優勝、巨人最下位」を希望するものですが、最近の阪神ファンには、巨人なんてどうでもええと思う人が増えてきていると指摘。

 ただ、巨人に関心を持ちすぎることで、巨人をのさばらせてきたかもしれない。今後は無視することで弱体化させよか。とも反省してます。

5.なんだか変だぞタイガース

~つい最近まで「開幕や 残りは全部 消化試合」、判官びいきの伝統にかなうチームだったのにね。最近は違ってきてますね。自分が思うに「判官びいき」志向の人は、広島やベイ、楽天とかオリとかに流れてるんじゃあないかな?

 でも、今年のV逸で「やっぱりタイガースはタイガース」と筆者は安心したかも・・・

6.監督は猿回しの親方

~ここでノムさんを「個性を殺す」と痛烈に批判。星野さんは「選手に噛み付くことが出来る」ことを指摘。岡田さんについては「金本に下駄を預けた」と指摘。

7.阪神ファンは弱者の味方

~世の中には勝ち組もいれば、負け組みもいる。そうしないと世の中成り立たない。

8.仏からの預かりもの

阪神ファンであることで宗教心は心底から理解できるとw

9.チーママのいる高級クラブ

阪神タイガースの一軍の選手はみんなチーママだと思ったほうがいいとは、うまい指摘だ。。。

10.欠点こそ個性である

~ここの章はイチローのことにしか言及していない。

以下、

野村は無責任だとか、

星野さんはサーカスの名調教師とか、

管理野球は嫌いだとか、

マチュアリズムとは下手を楽しむとか、

東大野球部にアマチュアの極みを感ずるとか

この本で野村はタイガースの悪口ばかり書いているとか

その本にファンのことまで甘やかしすぎと批判しているから売られたケンカは買いましょうとか

巨人は勝つことを宿命づけられている=他のチームは負けることを宿命づけれているとあのチームの偉い人は前面に出しすぎのエゴイストだとか、

阪神ファンなら共感できる内容満載であります。

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