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岡田彰布「頑固力」からピックアップ

岡田彰布「頑固力―ブレないリーダー哲学」 (角川SSC新書)

阪神タイガース第30代監督・岡田彰布。彼の人生はまさに阪神とともにあった。阪神の寮を遊び場として育った少年時代。ドラフト1位で入団し、新人王を獲得。85年には、“伝説のバックスクリーン3連弾”の3発目を叩き込み、優勝への原動力となった。エリート人生を歩んできた男は、しかし不本意なかたちでオリックスへ放出される。だが指導者としての長い下積みを経て、男は猛虎の主となった。常に優勝を争った激動の5年間。寡黙な男が初めて明かす、ブレないリーダー哲学。

本家SeeSaaのエントリーでは、改発博明「岡田の決断-岡田彰布という男」(神戸新聞総合出版センター)と合わせて読んだ上での感想文を書いてあるので、こちらではこの本から気付いたところをピックアップしておきます。

・常に恐れを持ち、マイナス思考でゲームに臨み、どんな状況にも対処できるイメージを備えて戦ってきたつもり

・生涯阪神ファン

・9月5日~7日広島3連戦あたりから自分の中に危険信号

・「これで優勝できなかったら辞める」

・その後の対ヤクルト3試合連続サヨナラ勝ちも内容が悪くて上昇するとは思えなかった

・JFK、藤川は2003年のオフで戦力外になるところだった。自分は短いイニングなら通用すると思っていた

・野球は守り、投手力。これに尽きる

・1985年のタイガースも打線が投手を育てた。勝てば自信がつく。

・1点を取ることの難しさ、ここが来期の課題

・リスクヘッジを常に考え、細心の注意を払う投手がストッパー向き

・殺される選手がいるなら、その補強は正しくない

・まず4番を決めて、脇を固める打順を決めていく

・チームには柱が必要(力とともに試合に出続ける選手)

・強い信念がないと改革はできない

敗戦処理投手は必要ない

・若手の成長とは、その力量を見極め、へたには触らず長所を伸ばし、チャンスを与えること

・野球選手は節目を大事にするし、きっかけが欲しい

・今岡の復活、再生がチーム内に不可欠

・監督はマウンドに行くべからず

・バントが有効かどうかは陣容による~チーム戦力や状況を見極めながら、あくまでも柔軟に確率の高い戦術を選択することが大事

・見破られる確率の高い作戦は避けた方がいい(スクイズ

・代打の起用には最新の気配りを

・いつもいい状態、いつも力を発揮できるような状態をキープすること

・巨人が阪神の永遠のライバルである時代は終わった

・巨人の原監督は何もやることがないのでは

・ファームから若い選手をしっかり育てて野球を仕込む

・三宅16=岡田

・三宅さんに内野手になりなさいと言われた

・掛布との不仲説は否定するが、一緒に食事や飲みにいったことはない

・個人記録のために、チームの勝利が前提であるが、監督としてできる限りのことはするつもり

・野球は個々の力ではない

・低迷期:監督が代わるたびにコーチが変わり、指導方法までも変わってくるので、特に若手はまどう。

・1992年のときには、優勝争いをしているという、実感がなかった。このときの経験からチームには柱が必要と実感

仰木監督~選手をその気にさせ、選手をじっくり育てることの大事さを学んだ

・長所を伸ばすが指導理論の基本

・選手をいじるな

・関本は2軍時代よく質問をした

・野村監督との確執の真相

 ~考え方が正反対。一軍入りのメンバーを決める際、関本を薦めたのに、浜中を使った

星野監督からは一度も怒られたことはなかった。

・シーズン中から「次はお前」と言われていた。

・ただし、自分は星野監督のようなパフォーマンスはできない

・暗黒時代を糧に

・マスコミへの情報開示

セ・リーグにCSはいらない

・家族の支え

・ブレイザーの真意を引退後に知る

・野球では常にマイナス思考~常に最悪の事態を想定して備える

・監督は孤独に勝たないといけない

・他球団で実績を残した外国人選手をとるのがいいと提言

岡田前監督の言葉を世間一般にわかるように翻訳してくれた内匠宏幸さん乙w

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